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実家マンションの遺品整理と不用品回収。10万以上節約した方法

実家マンションの遺品整理と不用品回収。ただ捨てるより10万以上得した方法

1年前、親が亡くなり実家の整理をしました。

身も心も削られる、遺品整理。

今後のためにも、なるべくコストを抑えて実家を整理したいと思い、色んな方法を調べました。

結果的に、ただ捨てるのではなく、まだ使える家電などを買い取ってもらったり、相見積もりをすることで処分費用も安く抑えたり、10万以上得することができました。

いろいろ調べたので、流れやコツなどを書いておきます。

大きくて運べない家電は相見積もりして訪問買取に

自分ではとても運べない冷蔵庫・洗濯機・マッサージチェアなどは複数の買取業者の見積もりをとれるサイトであるヒカカクを利用して売った。

ただ一括見積りできるだけでなく、クチコミが充実していて参考になる。

  • 型番
  • おおまかな状態(きれい、傷あり、など)

をWebサイトから送って、査定してもらった。

↓このようなかたちで、それぞれの業者から、査定の連絡が送られてきた。

実家マンションの遺品整理と不用品回収。ただ捨てるより10万以上得した方法

同じ冷蔵庫でも、買取業者によって

  • 「2万で買い取ります」
  • 「買い取れないので、有料になります。1万で引き取ります」

など大きな価格差があったので、相見積もりってほんとうに大事だな、と思った。

ヒカカクは一斉にいろんな業者に見積がとれる・それぞれの業者のレビューがわりとあるところが安心できてよかった。

ただ、メールで連絡をくれればいいのに、連絡を電話でかけてくる業者がいるのは、電話ぎらいの自分にはすごく嫌だった。

けっきょく、ヒカカク上のチャットで商品ごとに見積もりをくれた、口コミが200件以上で、レビューがよくて評価が高い買取業者にした。

そこでは、大型家電をあわせて21,100円 〜 36,000円という事前査定をもらった。

結局30,000円で買ってくれたのでかなり満足だった。

 

来てくれた人も20代の若者2人、気さくな感じでストレスがなかった。

本はブックオフに頼むつもりだったが盲点があった

家電で訪問買取がラクだなと思い味を占めた私は、本も出張買取のあったブックオフに売ることにした。

しかし、当日に来たブックオフのスタッフさんに、「この家に住んでいらっしゃる方の身分証がない限り、引き取れません」と言われ、別居の親族の遺品整理には向かないことが発覚。

とりあえずダンボールを10個もらい、梱包を自分たちでして、普通にヤマトなどで集荷を手配した。

ものすごい本の量だったので、ヤマトの人は大変だったと思う。

不用品の回収はくらしのマーケットで発注

実家のマンションには押入れいっぱいに大量の布団・2台のベッドがあり、これをどう粗大ごみに捨てればよいのか悩んだ。

マンションのゴミ置き場はそんなに広くないし、一度にまとめて出せば迷惑なのではないかと思った。

しかし、他県に住んでいるのであまり頻繁に来ることはできない。

なので1日で全部回収してもらおうと思い、くらしのマーケット を利用して、廃品回収業者に相見積もりをお願いした。

相見積もりの際には、

  • 荷物量のわかる部屋の写真
  • エレベータがあること
  • 駐車場があること

を伝えるようにした。

実家マンションの遺品整理と不用品回収。ただ捨てるより10万以上得した方法

 

最初に見積もりをお願いした業者の方に、「その量だと2tトラックで運べる業者じゃないと厳しいと思います」とアドバイスをもらい、2tトラックを検索条件に入れて出てきた評判のよい業者3件に、回収してほしいものの写真を送って概算見積もりを頼んだら、

  • 10万
  • 5万
  • 4万

という感じで見積もりが来た。

けっこう変わるものなんだなと驚いたが、

全て評判のよい業者だったので、迷わず4万のリサイクル業者に回収をお願いした。

2人のスタッフさんが来てくれ、食器・布団の回収とベッドの解体をやってくれ、予算通り支払って終わった。

一気に綺麗になったし、ベッドの解体と運搬は自分たちではとても大変だったと思うのでとても満足した。

 

ただ、一回に廃品回収することはできなかった。

これは業者のせいじゃなくて、私たちの「いるもの」と「いらないもの」の選り分けが、廃品回収業者さんが来る日までに終わらなかったからだ。

そのため、私たちの手つかずの領域は回収してもらうことができず、残すしかなかった。

たとえば書類などは、「(請求書など)残すもの」「すてていいもの」を区別するのに、かなり苦労した。

後日、別の業者さんを呼んでまた処分したりした。

カメラや音楽用品は得意分野の業者に売る

実家には、家族の趣味でカメラ用品やレンズがたくさんあった。

自分もカメラは好きだけど、メーカーが違うので、あまり活用できないと思い、売ることにした。

カメラも、いくつかの業者に査定してもらったが、いちばん査定額がわかりやすく、また合計額がそれなりに高かったのはマップカメラだった。

家族の趣味でオーディオ用品もあった。

かなり古い型だったので、いくつかの店では査定がつかなくて、残念に思った。

家族の趣味だったオーディオをただの燃えないごみにするのはしのびなさがあった。

ただ、ひとつのオーディオ買取業者さんだけが、破格の3万円で買い取ってくれた。

オーディオサウンドというところだったと思う。

捨てるのがもったいない家具はジモティー

ソファや椅子や照明など、まだ使えるのに捨てるのは憚られた。

だから、ジモティーを利用して、もらってくれる地元の人を募集した。

マンションの前で待ち合わせて渡していった。

いくつかの商品は、有料でも買い取ってもらえた。

ただ、これは業者じゃなくて一般の色んな人から問い合わせがバンバンくるので、「こういう事情がありまして、安くしてもらえないでしょうか...」みたいな連絡もきたりして、「こっちだって大変なのに」とか思ってしまい、応対がめんどくさかった。

残す荷物はサマリーポケットへ

幼少期の自分の作文、写真など、いわゆる実家には大量の思い出グッズがあるものだ。

遺品整理をしているとそういうものが詰まった箱をいくつか発掘した。

でも、どうしよう。私の住む賃貸にはそんなグッズを置ける場所はなかった

そこで活用したのがサマリーポケット

月額料金が安くて、取り出したり入庫したりがネットから簡単にできる、寺田倉庫がやっているサービス。

DVDケース約130枚が入るレギュラーボックスなら月に330円/箱で預かってくれる。

実家マンションの遺品整理と不用品回収。ただ捨てるより10万以上得した方法

結果的に、レギュラー3箱、ラージサイズ1箱くらいの量になった。

自分のアパートには置けない大きな仏壇を引き取ってもらった

実家にはそれなりの大きさの、存在感のある仏壇があった。

私の住んでいる賃貸アパートにはとても置けない大きさだ。

先祖には申し訳ないが、このために引っ越して家賃が上がるのは絶対にいやだった。

「死んだ人のために生きる人が苦労するのはおかしい」という考えなので、私は引き取ってもらうことにした。

頼んだのは「お仏壇のクマダ」という仏壇仏具・寺院仏具の総合メーカー。

お経を上げて供養をしてくれ、大部分の木材を再生チップとして再利用してくれる、と書いてあるところが、罪悪感を軽減してくれたので、決め手だった。

かかった費用は20,000。ヤマトホームコンビニエンスの人が引取に来てくれくれた。

まとめ&買取の注意点

「1万です」と言われても、「引き取り料金(処分料)ではなく、その金額で買い取ってくれるという認識で良いか?」を確認するのはとても大事だと思った。

クチコミなどを検索していても、「買い取ってくれるかと思ったら、処分料だった」という業者があったりした。

不用品回収業者は、残念ながらあまりよくない(ぼったくり系の)会社もいるので、クチコミを調べるのがとても大切だと思った。

また、業者によってぜんぜん費用がちがうので、コストを抑えたいなら、相見積もりはとても大事だと思った。

私は、ただ全部を廃品回収してもらうのではなく、

大型家電・本・カメラ・オーディオなど、それぞれの分野で買取業者に相見積もりをとったり、廃品回収業者も相見積もりして比較したことで、

ゆうに10万以上は、生み出す事ができたと思う。

 

身も心も削られる、大変な遺品整理。

ちょっとでも、参考になれば幸いです。

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