今週のお題「肉」ということで、ちょうど最近知って驚いたことについて書こうと思います。
「乳牛」ってなんとなく、放牧されているイメージを持っていました。
でも違うんですよね。日本ではほとんどの乳牛は、「つなぎ飼い」。短い紐で繋がれて、そこで数年を過ごして、その後、乳の量が減ったら肉牛として解体される・・・のだそうです。
「酪農ジャーナル電子版」によると、「約90%の酪農場がつなぎ飼い方式で飼養しています」とあります。
動けない牛は、放牧されている牛に比べて病気になりやすいのだそうです。 そして、筋肉をつけれないがために、700kgにもなる自重のため体の関節のいたるところに炎症が出てしまうのだとか・・・*1
ショックでした。
今まで食べていたお肉も、飲んでいた牛乳も、生産化の下で、そうやって何年かをほとんど動けないまま、死んでいった子なのかもしれない。
デンマーク、スエーデン、スイス、オーストリア、英国では、「常時つなぎ飼い」は禁止されています。*1
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牛のつなぎ飼いをやめよう!私たちの暮らしに欠かせない「牛乳」を考え直そう | 社会課題解決中マップ
↓こちらは、以前訪れた、北海道の美瑛放牧酪農場です。とても広々とした牧場で、放牧されています。
こちらの牧場の牛乳を、オンラインで買うこともできます。
ところが、土地の安い北海道でさえ、放牧の割合は5%~10%なのだとか。
私たち夫婦は、豆乳を使ったりして、牛乳の消費量自体を減らそうと思うとともに、牛乳が伸びたいときは、放牧をしているところの牛乳をなるべく選びたいと思いました。