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"同棲は別れやすい、ケンカする" だから結婚前の同棲に賛成!同棲5年で結婚した立場から

同棲は別れやすい、ケンカするーだから結婚前の同棲に賛成!同棲5年で結婚した立場から

結婚前の同棲にはたくさんメリットがあると思います。同棲5年めで結婚したので、実体験に基づいて書いていきます。

私のプロフィールです。

  • 平成生まれのゆとり世代
  • 20代後半
  • 都内出身
  • 小さい会社を経営

夫とは大学時代に知り合いました。

付き合ってわりとすぐに半同棲状態になったのですが、その後、付き合って1年くらい経ったころに、夫の就職先の近くで二人の名前で部屋を借り、本格的に同棲をスタートしました。

同棲のメリット:深いケンカができるし、仲直りしやすい

わたしは一緒に住まないと相手のことが深く理解できないと考えています。

  • 生活リズム
  • 家事レベル
  • 家事分担などに関する考え方
  • 機嫌の上下
  • 一人で過ごす時間とのバランス
  • 経済感覚
  • 問題解決力
  • 未来のためにどんな努力を日々しているか

同棲すればこういったことが分かってきます。

言い換えれば、こういった点に関して、相手と自分の違いが判明するということです。

違いはケンカの種になります。だから同棲したほうがケンカは増えると思います。

ただ、よく同棲するとケンカしてしまうというのがデメリットに挙がると思いますが、私から言わせればそれはメリットでしかありません

人間なんだから違うのは当たり前。 ケンカできない恋人関係になんの意味があるのでしょうか?

ケンカするからこそ、はっきりとお互いの違いを知り、相手のことを理解し、関係性が深くなっていくと思います。

一緒に住んでいれば、ケンカしようとしまいと顔を突き合わせて暮らさないといけません。

ケンカし続けていると日常生活に支障が出ます。 なので、仲直りもしやすくなります。

特に、ケンカして寝た次の日の朝は、相手のことを受け入れよう、自分もこういうところを改善しないとな...という気分になり、仲直りすることが多かったです。

だんだん、「ケンカして仲直り」のパターンに慣れていくと、ケンカしていても安心感が出てきました。

お互い「お決まりのパターン」を演じているようなおかしさも出てきて、仲直りのスピードも早くなった気がします。

そのおかげで、結婚後の今でも、「自分の不満」「相手への要望」を貯めずに言うことができます。

同棲のメリット:「こんなはずじゃなかった」となったとき、別れるハードルが低くてすむ

結婚したあとに、相手と別れるのと、結婚していない相手と別れるのとでは全然コストが違います。

結婚したあとだと、「周りの人はどう思う?」「結婚式にかけた費用がもったいない?」など、いろいろと「自分たち以外」のことを考えなくてはいけないケースが多いと思います。

相手が離婚に了承していない場合は、裁判等色々コストがかかるでしょう。

一緒に住まないと見えてこないことはたくさんあると思いますので、私から言わせれば同棲前に結婚するのはリスキーなのではないか?と思います。

よく「同棲は別れやすいからよくない!」という意見をみますが、おかしいと思いますw

いざ住んでみて、想像してなかった本当に嫌な面を見たら別れたくなる...、そんなときいろんな障害があるのがどうしてメリットになるんでしょうか?

たとえば昔の日本人は、ひどい亭主でも女性から離婚できなくて、とても苦労をしました。なんとか「縁切り寺」に駆け込んで、婚姻関係を解消しようとした先人たちがたくさんいるのです。

昔のヨーロッパでも、カトリックにより離婚できなくて、苦労した男女がたくさんいます。

離婚できるというのは、近代社会に住む私たちが獲得した、ある種の権利であって特権だと思うのです。

同棲のメリット: 経済的にお得

一緒に住むので、家賃や食費を折半できます。

「規模の経済」で、一人暮らしするより安くできます。

一緒に住んでから、夫がとても経済的に堅実な人なんだな、と気づくことができ、尊敬の念が強まりました(私は散財タイプですw)

ただ、このメリットは、先に書いた「ケンカして相手のことを深く知ることができる」「結婚よりも別れやすい状態をキープできる」に比べれば、軽いかなと思います。

自分の実体験

私は、けっこう稀なタイプで、たぶんこの同棲の5年間、ほとんど夫と一緒に時間を過ごしています笑

夫と私は会社も一緒にやっているので、24時間中、23時間くらい一緒にいるのではないでしょうか?

お互いめちゃくちゃケンカしてきましたし、そのたびに関係性は進展していったと考えています。

一緒に住んだことで、いい面もたくさん知ることができました。

日々、相手が努力していること、機嫌の上下がなくいつも安定して優しいこと、ズボラな自分も許容してくれること、家事を積極的にやってくれること。

自分は、結婚には「縛られる」というネガティブな印象を持っていたのですが、この5年があったことで結婚に踏み切ることができました。

だから結婚前の同棲には賛成の立場です。

ただ、「すべての同棲に賛成!」とは思いません。注意してほしい点もあります。次に書いていきます。

同棲の注意点ー付き合ってすぐの同棲、思わぬ妊娠などには注意すべき

結婚前の同棲に賛成の立場の私ですが、

付き合ってすぐに同棲をするのには懐疑的です。

結婚に比べれば別れやすいとはいえ、同棲には初期費用もかかりますし、いざ別れるとなったとき、どっちが住み続けるのか?などの問題も発生します。 なので同棲するかどうかは慎重に判断すべき、だと思います。

また、夫婦のように暮らすにしたって、避妊などには注意すべきだと思います。

やはり、子どもがいると、子どもに対する責任が生まれますし、別れる/別れないがパートナーと二人だけの問題ではなくなります。

私のまわりには思いがけぬ妊娠をして結婚した人が多いですが、コンドームの避妊率は100%ではなく85% だからだと思っています(幸いにも、私の周りはその後結婚して幸せそうですが、そうじゃない人もニュースを見ていると沢山いるでしょう)。

世の中には、低用量ピルやミレーナなど、もっと避妊率が高い手段があります。

同棲を相手が生涯のパートナーとなるかどうかの試金石にするなら、同棲中はそういった手段をコンドームと組み合わせるのがよいのでは?と個人的には考えます。

以上、結婚前の同棲に賛成という立場でブログを書かせて頂きました。

参考になれば幸いです。

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