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私たちが2年の鎌倉移住で感じたメリット・デメリット【後悔したことは?】

渋谷に住んでいた私たち20代半ばの夫婦が、「自然豊かな鎌倉に住みたい!」と突然思いたち、2年間、住んで感じたことをまとめました。

移住を考えている方の参考になれば幸いです。

よかったこと① 東京からほど近い環境で、日々自然に触れられるのは最高の癒やし

森の間を縫うように人家が立ち並ぶ鎌倉。 何気ない日常のなかで、ハッとする風景に出会えることが多々ありました。

DINKS夫婦が2年の鎌倉移住でよかったこと・失敗をふりかえってみる

雨あがりの苔むした道や、トンネルのむこうの緑、境内の木陰。 DINKS夫婦が2年の鎌倉移住でよかったこと・失敗をふりかえってみる

DINKS夫婦が2年の鎌倉移住でよかったこと・失敗をふりかえってみる

東京で暮らしていたころは、鳥は「ハト・カラス・スズメ」くらいしか知らなかったのですが、鎌倉で暮らしてたくさんの鳥の名前を覚えました。

春の朝起こしてくれるウグイス、時々うるさすぎるヒヨドリ、神秘的な鳴き声のアオバト、夕方に本当に「ホウホウ」と鳴くフクロウ、深夜に不気味な声を出すホトトギス、はっとする青色のカワセミ、信じられないほど豊かな音色をもつ画眉鳥...。

東京から1時間でこれほど自然豊かな環境に住めるというのは、貴重だと思います。

海に気軽に行けるのも魅力ですね。 DINKS夫婦が2年の鎌倉移住でよかったこと・失敗をふりかえってみる


よかったこと② 飲食店のレベルが高い&選択肢が豊富<平日在宅ワークなら天国かも>

2年の鎌倉移住で感じた鎌倉住みのメリット・デメリット・後悔【在宅勤務DINKS夫婦の場合】

鎌倉エリアには雰囲気最高なカフェや美味しいレストランがたくさん。
ただ、どうしても休日は混雑してしまいます。人気店だと、1時間待ちということも・・・。

私たちは在宅仕事がメインだったので、比較的混雑の少ない平日や、観光客が帰ってしまう夜に時間をずらして行くことができたのは幸運でした。休日はなるべく自炊するようにしていました。

また、観光地なので、やはり「観光地価格」で少し高めに感じます(カレー屋さん「キャラウェイ」のような、激安のお店もありますが、昼間は大人気で並びます)。

ただ、観光地である鎌倉において、平日に高頻度で通う地元客は貴重なためか、「いつもありがとうございます」と「割引カード」をくれるお店もありました。そのカードを掲示すれば、お店の価格より少しだけ安く注文できるというものです。価格以上にお気持ちが嬉しかったです。

よかったこと③ 住む人の文化度が高く治安が良い

鎌倉は昔から上流階級の別荘地だった歴史もあり、文化度の高い人が多いと感じました。

台風後に停電していた無音の住宅街で、隣に住んでいたおじいさんが突然庭でクラシックギターを弾き出したのは印象的でした(ちなみに激ウマでした)。

待ちゆくマダムも上品でオシャレな人が多く見てて楽しかったです。

お店のマスターとかと話しても、フレンドリーで、「人生を楽しんでいる」という感じが強く、憧れる人がたくさんいました。

アパートのお隣さんとも仲良くなれたのですが、スペイン出身の凄腕エンジニアの夫&プロダンサーの奥さん夫婦で、話していていろいろ勉強になりました!

また高級住宅街がちょいちょいあり、驚くほどの豪邸なども存在します(「古我邸」には是非行ってみて下さい)。必然的に治安がいいです。

よかったこと④ 環境問題への意識が高くなった

鎌倉では環境問題への意識が高まる機会がたくさんあります。

まず、ゴミの捨て方がとても細かいです。

たとえば、古紙なら「ミックスペーパー」「段ボール」「紙パック」「新聞紙」「雑誌、古本」でぜんぶ別々に出す決まりです。

また製品プラスチックは燃やすゴミに出す自治体が多いと思うのですが、鎌倉では製品プラスチックという分類があります。

慣れれば苦になりませんし、別の自治体に行ったときに、まとめて出すのがむしろストレスになりますし、「製品プラスチック」も燃やすゴミに出すとリサイクルされないのか、と辛くなります。

また、タヌキなどの野生動物ともたくさん出会うので、たとえば道路脇のゴミをみると「あのプラスチックゴミをたぬきが間違えて食べて死んでしまわないだろうか?」と想像したりします。

川などでも「ほたる回復運動をしています。」という看板がかかっていたり、街に住む人の自然を愛する気持ちも人一倍強く感じられます。

また、「地球を守る」をミッションに掲げているアパレルメーカー「パタゴニア」もあり、それをきっかけに服について考えて「アパレル産業が世界で2番めの環境破壊産業であること」を知ったり、「なるべく古着を買おう」と行動するようになりました。

よかったこと⑤ いい食材があるスーパーがある

鎌倉には「紀伊国屋」「カルディ」など、ちょっといい食材や輸入食材がおいてあるスーパーがあるのも、食にこだわる方にとってはメリットだと思います。

ただ「紀伊国屋」の物価はかなり高いです。私の家では、一番近いスーパーが紀伊国屋だったので、一時期、値段を考えずに気軽に通ってしまい、クレジットカードの使用歴をみてショックを受けたことがありました(以降なるべく駅前の東急や八幡宮神社近くのユニオンで買いました)。

余談ですが「ちょっと紀伊国屋に行ってくるわ」「あら〜すごい!」「卵買うだけよ〜」という会話を聞いたことがあるので、紀伊国屋に行くのは地元の人にとってステータスなようです。笑

紀伊国屋では、袋詰専門の店員さんがいて、お客さんのかわりに袋詰をしてくれるのもけっこう衝撃でした。笑

チーズ専門店など専門店も豊富な印象です。

デメリット①:鎌倉は自然災害リスクが高く、危険な崖が多い。隣の逗子では死亡事故が複数

森との距離が近く高低差の大きい鎌倉。

断崖絶壁が多く、「擁壁(高低差のある土地の斜面が崩れないように、斜面を安定させるための壁)」もたくさんみかけます。

東京から鎌倉への移住で感じたメリット・デメリット、そして後悔【在宅勤務DINKS夫婦の場合】

こんなふうに↑擁壁が作られていない絶壁もあります。

そして、お隣の逗子市ではそういった崖や土砂が崩れ、人が亡くなるという痛ましい事故がありました・・・。2020年だけで、逗子で複数回そういった事故があったのです。

そもそも神奈川県は土砂崩れ事故が非常に多い県です。

朝日新聞デジタル:人家近くの急傾斜地2511カ所 神奈川、対策ほぼ半分 - おすすめ記事〈危うい斜面 災害大国 迫る危機〉

「ドドーン」突然目の前に土砂…神奈川で崖崩れ52か所 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン

最近は全国的に大雨、水害が増えています。これからもその傾向はますます強まるのではないでしょうか?

なので住む地域の土砂災害リスクや、駅までの道は危険じゃないか?絶対チェックしたほうがいいと思います。

また台風の被害もひどいです。

山奥の方のエリアに住んでいたとき(浄明寺)、倒木で送電線が切れ、台風で3日停電してしまいました。この停電はかなり広範囲でした。

鎌倉駅に近い八幡宮神社でも、ものすごく太い木がボッキリ折れていたりして、自然の恐ろしさを感じました。

デメリット②:道路が狭く危険、その割に交通量は多い。「鎌倉では車運転したくない!」

古い町並みだからか、起伏に飛んだ、見通しの悪い狭い道がたくさんあります。

夫は「鎌倉では絶対運転したくない!」とよく言っていました

そのわりに、観光客も多く、タクシーもビュンビュン通ったりと、道の狭さのわりに交通量は多いところは沢山あると思います。

対向車が来たら、歩行者が脇に避けて止まらないといけないことがしょっちゅうありました、、、

鎌倉で賃貸を探す際は、駅からの道のりが危険じゃないか?念入りにチェックしたほうがいいと思います。

また、とくに夏場は観光客で混雑がすごいです。

バスで10分ほどのマンションに住んでいたとき、夏場の渋滞ではバスが40分以上かかった記憶があります。

デメリット③: ゴミが戸別回収ではない点に注意、町内会への加入が常識という地域も

さて、私たちは最初のころ、駅から45分の山側の物件に住んでいました。

鎌倉といえば、サーファー!湘南!といったイメージがつきまといますが、どちらかというと、この地域は、「古都」といった佇まいで、 寺院の密度が高く、戸建てが多く、ご高齢の方が多い印象でした(浄明寺や二階堂あたりのエリアです)

とにかく静かなエリアで、響くのは鳥の声だけ・・・そんな落ち着いた住宅街でした。

そんなわけなので、「町内会」に加入しないと肩身が狭い、そんな雰囲気がありました。

若干話が戻りますが、この物件には敷地内にゴミ捨て場はなく、徒歩30秒ほどの場所にある、道路脇の空き地にある地域のゴミ捨て場に運ぶ必要がありました。(鎌倉は戸別回収ではないので、ここを周辺の30世帯くらいが使っていると思われます。)

はじめて会った人に挨拶したとき、すぐに「ゴミはどうしているのか?町内会には入ったのか?」と聞かれたり、そこの掃除を町内会で分担しているということで、ゴミ捨て場を使う=町内会に加入する義務がある といった地域の常識がある雰囲気を感じました。

仕事が忙しく、町内会の集まりに行ったりする余裕がない、平日に集まりが多そうで心配・・・

といった方は、ゴミ箱が敷地内にあるアパートを選ぶのが懸命だと思います。

途中で駅から15分のアパート(佐助エリア)に引っ越したら、アパート敷地内にゴミ捨て場があることもあり、町内会を案内されることは一度もなかったです。

デメリット④:虫が苦手な人には地獄?虫はメチャクチャ多い

鎌倉では、「アシダカグモ」という「手のひら」くらいになるクモが割とよく見られます(写真は自重します)。

3〜4ヶ月に1回くらいはこの巨大グモが出没しました。一気に2匹出たこともあります。

アシダカグモは、ゴキブリなどを食べてくれる臆病な益虫なのですが、見た目がスゴイことがあって、恐怖心から住む人のQOLが落ちてしまいます。

かといって、メチャクチャ高速で滑るように動くので捕まえにくい。しかたなく最初は殺虫剤で捕殺していたのですが、途中から比較的虫が得意な私が「ムシムシゲッター」というカンタンに捕まえられる道具を手に入れて、生きたまま外に出していました。

鎌倉に住むなら、虫を殺さずに捕まえられるムシムシゲッターは必須商品だと思います。

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また、鎌倉には東京ではなかなか出会わないであろう毒虫、「ムカデ」がいます。

今となっては笑い話ですが、引っ越した当初はムカデが怖くて、家の中で防虫テントを張ってその中で寝ていました。

結局、家の中でムカデを見たのは、2年間で1回、「駅から15分の築4年の物件」でだけです。

それも、玄関にいたムカデで、3cmくらいの超ちっちゃいヤツだったので、ほうきで掃いて終わりでした。これに関しては、少し警戒しすぎだったかなと思います。

※家の外では、2年間で2回くらい見ました。


まとめ

以上、鎌倉に2年住んで感じたことをつらつらと書いてみました。

私たちは鎌倉に住めて本当によかったと考えています。日々自然に癒やされ、貴重な友人も作ることができました。

飲食店めぐりも開拓しがいがあって、新しい店も次々オープンするので楽しかったです。

ただ風水害のリスクやゴミ捨て場、交通量が多いのにとても狭い道路に関しては、鎌倉に住むにしても、最初からもっと考えて場所を選べばよかったと思っています。

自分たちが鎌倉に住んでいる間(2020年)に隣の逗子市で土砂災害での人がお亡くなりになる事故が複数ありましたし、家の近くに擁壁がなく不安な断崖があったことには引っ越してから気づきました。

また台風の倒木で3日間、停電が起きてしまったときはとても不便でした。

交通に関しても、バスを中心に考えていましたが、夏場の渋滞には驚きました。

鎌倉に住みたいと考えている方の参考になれば幸いです。

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