マンション・賃貸のベランダで、ガーデニングをしたくても洗濯物のジャマになってしまったり、干しにくくなってしまってお困りの方は多いと思います。
私自身、春になって植物を買い足しているうちに、ガーデニングのスペースをとりすぎてベランダでの洗濯干しスペースがなくなってきてしまって、それぞれの植物の日当たりも悪くなるし、「どうしよう・・・」となっていました。
結果、「ベランダガーデニングを立体的なレイアウトにする」で解決できましたので、調べたことを紹介したいと思います。
ベランダの立体的ガーデニングレイアウトに使えるグッズ
プランターハンガー
プランターホルダーは、プランターをベランダの手すりやラティスに引っ掛けるガーデニンググッズです。
少し重めの鉢には、ハンギング(吊り下げ)よりもプランターホルダーのほうが安定感があっておすすめです。
私が結局買ったのはこちらのルームアンドホームハンガーの幅50cmのもの。私の住んでいるベランダの厚い壁にもかけられる、引っ掛け部が7.6cmの奥行きのあるハンガーでした。
ちょっとわかりにくいですが、こんな感じにプランターホルダーにクレマチスの苗を乗っけて、日差しが当たるようにしています。
他にもいろんなサイズ・バリエーションのプランターハンガーがあります。
▼こちらのプランターハンガーは、取り付け幅0~210mm幅までのサイズに対応。400~650型まで飾ることができ、6号鉢を3個まで載せることができます。
▼こちらは500型プランター用のプランターハンガー。
プランターハンガー(フックのみのタイプ)
シンプルなS字型のフックで、ベランダやラティスや壁にプランターを引っ掛けることができるものです。
こちらは1cm〜22cmに対応、耐荷重25kgステンレス製、650型プランター用のプランターハンガーです。
落下防止用のロープ等を通す穴も開いています。
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吊るしたいプランターのサイズにあわせて適切なサイズのプランターハンガーを選ぶ必要があります。
▼私は、こちらを購入して使っています。幅が調整できませんが、安価なので良しとしました。
けっこう厚みのある、(手すりやブロック塀などの)幅90~100mmに対応する安いプランターハンガーは少なかったように思います。
10cmのベランダの手すりだったためこのプランターハンガーが対応するギリギリの厚みで、かなり強めにグッと押して設置することができるという感じでした。
↓プランターハンガーで白い長方形の鉢を吊るしています。
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ハンギング
マクラメ編みのハンガーは、6号鉢以下の鉢植えにおすすめしたいハンギングのための定番アイテムです。
観葉植物むけのインテリアグッズとしてもオシャレですよね。
私のベランダでは小さめの鉢を吊るすのに使っています。
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マクラメ編みのプラントハンガー選びの注意点としては、細すぎる紐&スカスカの網目のマクラメハンガーを買ってしまうと、プランターが不安定になりやすいです。
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プランタースタンド
プランターをプランタースタンドの上に置くことで、日当たりを改善し、ナメクジなどの虫の食害を減らすことができます。
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フラワーラック(ガーデンラック)
フラワーラックをベランダにおくことで、安定感がありつつ、高さのあるガーデニングスペースを手に入れられます。
日の当たりにくい一番下は園芸グッズの収納に回してもいいかもしれません。
選ぶ際の注意としては、私はIKEAの室内用ラックを勝手に屋外用としてベランダで使っていたのですが、かなり狭めのベランダに対してけっこう場所をとるので横方向に移動しにくくなったり、洗濯物が干しにくくなったりして撤去するに至りました......。
一番上においたプランターに水揚げしにくい(じょうろを持つ腕に重さが来る)のも辛かったので、ご自身の身長との兼ね合いで高すぎないラックを選ぶのも大切かもしれません。
プランターフェンス
プランターフェンスなら、立体的なガーデニングレイアウトがかなうだけでなく、
マンション・賃貸の他の住人にベランダが覗かれないように、目隠しとして使うこともできます。
また、つるバラ・クレマチス・ゴーヤーなど蔦植物を絡ませて楽しむこともできますね。
こちらは高さ180cmで、十分な高さがあるプランターフェンスです。ガーデナー御用達メーカー、山善のガーデニングフェンス。
こちらのアイアンフェンスは、細めのアイアンなので隙間が広く、光を沢山取り込めます。
ロココ調のインテリアのベランダにもマッチする優美なデザインです。
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グリーンカーテンやラティス
つるバラやクレマチスなどのつた植物におすすめなのが、ベランダや物干し竿などにラティスをくくりつけ固定して絡ませる方法です。
夏の強い日差しを遮ったり、隣人からの目隠しに使うこともできるガーデニングアイテムです。
室外機カバー
私もそうですが、賃貸などの狭いベランダの場合、室外機の上のスペースもガーデニングに活用したいところ。
その場合につかえるのが棚付きの室外機カバーです。
こちらの商品は山善の棚付きエアコンカバー(室外機カバー)です。アルミ製なので丈夫なのが嬉しいですね。
ネックなのは、棚付きのエアコンカバーはやや高いこと。たぶん、一番安くて8000円台後半なんですよ。
ベランダガーデニングを立体的なレイアウトにするメリット
立体的なレイアウトは、ベランダガーデニングの虫除けにもなる
植物の鉢をベランダの下に置いていると、雨も流れにくくなって、排水溝もつまりやすくなり、ハエがわいてしまうことがありました。
また、ベランダの風通しも悪くなるので、その点も虫の発生を招いてしまったと思います。
さらに、ベランダの地面においた鉢を持ち上げると鉢底にナメクジがついていて叫んでしまうこともありました・・・!
鉢をハンギングにしたり、棚においたり、ガーデニングを立体的にすることで風通しだけでなく日当たりも良くすることができますし、地面に置くよりもナメクジなどの食害も減らすことができます。
「ベランダガーデニングを立体的なレイアウトにする」というのは、「ベランダガーデニングの虫除け方法」としてもメリットがあることだと思います。
ベランダの日当たりがよくなるグッズでもある
私の家のベランダの壁は透かしがなく、金属製でまったく光を通しません。
しかもベランダの奥行きも狭いときています。
そのためベランダに植物のプランターを床置き・平置きしてしまうと日当たりが悪くなってしまいます。
立体的なレイアウトにすることで、それぞれの植物に太陽光があたる時間を増やすことができます。
上記のベランダの立体的ガーデニングレイアウトのためのグッズは、 ベランダの日当たりがよくなるグッズでもあるのです。
おわりに
以上、ベランダガーデニングで立体的なレイアウトをつくるために使えるアイテムを紹介させていただきました。
賃貸の狭いベランダであっても、植物を立体的に置くことで、日当たりを改善したり、虫よけになったり、近隣のマンションなどからの目隠しになったりといろんなメリットがあります。
とくに昨今の、コロナなどで外出がなかなか難しい状態では、ベランダのガーデニングが大きな息抜きになっています。
また、ベランダは防災上の避難路になるため、通りの妨げになったりするのは避けなくてはいけませんが、手すりに吊るすことでより歩きやすい環境を作ることもできます。
ぜひベランダが狭いからとガーデニングを諦めず、楽しんでください。